G-NETSとは?
Global City Network for Sustainability(G-NETS)は、世界の共通課題の解決に向けて、実務担当者、実務責任者、首長級の3つの異なるレベルの視点から多角的に議論をする場を設けるため、東京都が立ち上げた国際都市ネットワークです。
首長級
首長級会議は2年に1度開催し、参加都市の市長や知事などの首長級が参加します。都市間の連携強化とコミュニケの確定・発表を目的としています。実務担当者向けウェビナーと実務者級会議の議論などを踏まえ、各都市の首長から自都市の政策や今後の展望等について発表するとともに、課題解決に向け世界の都市が連携することを確認し、会議の成果として、コミュニケを世界に発信します。
実務責任者級
実務責任者級会議は毎年開催し、首長級会議を開催する年は、実務責任者級の関係強化と首長級会議で発表するコミュニケをまとめることを目的としています。実務担当者向けウェビナーの議論なども踏まえ、 自都市の施策を発表するとともに、コミュニケ案の意見交換を行います。
首長級会議を開催しない年の実務責任者級会議は、前年の首長級会議で発出したコミュニケに基づき、その取組状況を確認するほか、各都市の施策の共有等による関係強化を目的としています。
実務担当者級
実務担当者向けウェビナーは毎年開催し、実務担当者の関係作りと知見共有を目的とします。テーマに係る各都市の具体的な事業や背景、苦労した点等を発表することで、各都市の取組、知識、経験を担当者レベルで共有します。
3つのテーマ
G-NETSでは「包摂・公正」、「安全安心な都市」、「環境」の3つのテーマを基に議論を行っています。
会議参加都市
2023年2月のG-NETS首長級会議では、5大陸34都市が参加し、 都市の課題解決に向けた取組や今後の展望について議論しました。