G-NETS

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首長級会議

第1回G-NETS首長級会議

 東京都はGlobal City Network for Sustainability(略称:G-NETS)Leaders Summitを主催しました。世界5大陸から都市のリーダーが一堂に会し、都市の課題解決に向けた取組や今後の展望等について議論するとともに、世界の都市の連携を確認し、その成果を以下のとおりコミュニケとして発表しました。



▶テーマ
 コロナ後を見据えた公正で持続可能な社会の実現

▶開催日
 2月27日(月)~3月1日(水)
▶開催場所
 ヒルトン東京ほか(リアルとオンラインとのハイブリッド開催)

▶出席都市

  • ■リアル参加
     アブダビ、アンマン、アムステルダム、バンコク、ブリスベン、ブリュッセル、ヘルシンキ、ジャカルタ、ロサンゼルス、マルメ、マイアミ、ナイロビ、ニューヨーク、ニース、パリ、クイーンズランド、リオデジャネイロ、ローマ、サンサルバドル、サンパウロ、ソウル、シンガポール、台北、テルアビブ、東京、ウランバートル
  • ■オンライン参加
     デリー、ランカスター、ロンドン、ヌアクショット、ローマ、ティラナ
  • ■ビデオメッセージ
     カイロ、クアラルンプール、ミラノ、ニューヨーク

▶使用言語
 英語(同時通訳あり)

基調講演(キーノート)

マイケル・ブルームバーグ氏_画像

マイケル・ブルームバーグ 氏(ビデオメッセージ)
元ニューヨーク市長、国連気候変動担当特使

出雲充氏_画像

出雲 充 氏
株式会社ユーグレナ 代表取締役社長

セッションモデレーター

【環境】


石井菜穂子氏_画像

石井 菜穂子 氏
東京大学理事、未来ビジョン研究センター教授、グローバル・コモンズ・センターダイレクター

【包摂・公正】


マリ・クリスティーヌ氏_画像

マリ・クリスティーヌ 氏
一般財団法人 東京都
つながり創生財団理事長

【安全安心な都市、環境】


是澤優氏_画像

是澤 優 氏
前 国際連合人間居住計画アジア太平洋事務所長

プログラム

 2月28日
 ※2月27日は視察を実施

9:15-9:25

●開会挨拶
9:25-10:00

●基調講演
・元ニューヨーク市長:マイケル・ブルームバーグ氏
 (ビデオメッセージ)
・株式会社ユーグレナ:代表取締役社長 出雲 充 氏

●ビデオメッセージ
 カイロ、クアラルンプール、ニューヨーク

10:20-12:20

●「環境」セッション(小池東京都知事登壇)

モデレーター:石井 菜穂子氏

セッション1参加都市:
 ▶東京、アブダビ、マルメ、ニューヨーク、パリ
セッション2参加都市:
 ▶アンマン、ブリスベン、デリー、ランカスター、ミラノ、
  サンサルバドル、ウランバートル


13:30-15:30

●「包摂・公正」セッション

モデレーター:マリ・クリスティーヌ氏

セッション3参加都市:
 ▶東京、アムステルダム、ブリュッセル、サンパウロ、
  シンガポール
セッション4参加都市:
 ▶ロサンゼルス、マイアミ、ソウル、テルアビブ


15:50-16:50

●「安全安心な都市」セッション

モデレーター:是澤 優氏

セッション5参加都市:
 ▶東京、ヘルシンキ、ジャカルタ、ローマ、ティラナ

17:10-18:00

●「環境」セッション

モデレーター:是澤 優氏

セッション6参加都市:
 ▶リオデジャネイロ、バンコク、ロンドン、台北、ナイロビ、
  ニース、ヌアクショット

 3月1日

9:00-10:30

●プレナリーセッション
※参加都市によるコミュニケとりまとめに向けた議論

※非公開セッション

11:00-11:30

●コミュニケ発表(共同記者発表)
※これまでの議論を踏まえ、都市が取り組むべき方向性を
コミュニケとして発表

G-NETS Leaders Summitコミュニケ

▶G-NETS Leaders Summit コミュニケのポイント

【前文】
・ 世界は気候危機や感染症の脅威という深刻な危機に直面している。加えて、国家間の対立の先鋭化やそれに起因するエネルギー価格の高騰等、世界が抱える課題はさらに複雑化
・ これらの課題に立ち向かい、公正で持続可能な社会を実現していくためには、対応の最前線に立つ都市が連携し、その知恵と経験を結集することが不可欠であり、今こそ具体的に取り組むべき時
・ 誰もが取り残されることのない経済成長の達成、そして国境を越える争いや災害による被害者への支援の重要性に留意し、私たちは都市の都市による都市のためのネットワークである G-NETS を通じて、都市が共通して取り組むべき課題について知見を共有し、関係を構築するとともに、スタートアップ等多様な主体の知見も活用することで、持続可能な社会の実現に向けて重要な役割を果たしていく

【包摂・公正な社会の実現】
・ 多文化共生、健康長寿社会、ジェンダー平等の実現とともに、バリアフリーやスポーツ・文化振興に向けた取組を推進する。

【環境問題への対応】
・ ゼロエミッションの実現、太陽光発電や水素の活用、廃棄物、大気・水質汚濁対策、都市緑化の推進、水資源の確保・有効活用への取組を推進する。

【安全・安心な都市づくり】
・ 気候危機により激甚化する自然災害への適応などへの強靭な都市づくり、エネルギーや食料の安定確保、パンデミック対策の強化を推進する。
・ トルコ南東部を震源とする地震について、多数の死傷者、甚大な被害が生じている現状を踏まえ、各都市が必要な支援を迅速に提供すべく尽力していく。

【結び】
・ 私たちは市民生活の向上に向けて、都市間連携を広げ、地球規模の課題解決にも寄与し、持続可能な社会が実現することを期待する。

 
 
     
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