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7都市の実務担当者が東京都へ:廃棄物処理施設と治水施設を視察
G-NETSのワーキンググループ共同プロジェクトとして、7都市の実務担当者が循環型廃棄物処理と気候変動対策をテーマに2024年11月に開催された東京都の視察に参加。1日目は環境負荷を低減する廃棄物管理関連施設を、2日目は気候変動に伴う道路の温度上昇を低減する舗装技術や、洪水対策として建設された地下の巨大調節池を視察し、視察後には意見交換を行いました。
東京都の廃棄物処理施策:東京港内最後の埋立処分場の延命化と環境負荷の低減
大都市と廃棄物管理は切っても切れない関係にある。現在、世界各国で主流の廃棄物処理方法は「埋立て(36.7%)」、「オープンダンプ(開放投棄)(33%)」、「リサイクル(13%)」で、どの処理方法を行う都市も処分場の運用やごみの再資源化に課題を抱えている。
東京都の洪水対策:都市型水害から街を守る、全長13キロの巨大地下トンネル
東京都は河川の氾濫を防ぐ施設の建設など、都市型水害対策に力を入れている。なかでも重要なのが、白子川地下調節池と環状七号線地下広域調節池(石神井川区間)をトンネル式調節池で結ぶ総延長13キロのプロジェクトだ。この調節池が完成すれば、143万立方メートルの貯留量を確保することが可能となり、東京湾への放水計画も検討されている。
ニューヨーク市環境保護局長に聞く、堅牢な水管理への取り組み
昨年11月、東京都水道局と下水道局の職員10名がニューヨーク市環境保護局を訪問。ニューヨーク市の水管理についての知見を深めた。ニューヨーク市環境保護局長のロヒト・アガールワラ氏が同市の水管理政策と、G-NETS参加都市との取り組みに参画する意義について語った。
東京都がウランバートル市を訪問:下水道の課題解決と人材育成協力実施へ
東京都はG-NETSのワーキンググループ共同プロジェクトとして、本ネットワーク参加都市との技術交流事業を2024年から開始。10月にはウランバートル市を東京都下水道局の職員が訪問しました。ウランバートル市の事業場排水の規制などの下水道事業運営の現状を視察したほか、両都市がともに直面する下水処理場の再構築や、国際的に貢献できる人材育成の支援案を見出しました。
5都市の実務担当者が東京都へ:上下水道事業施設及び研修センターを視察
G-NETS参加都市の実務担当者による共同プロジェクトの一環として2024年12月5日と6日の2日間、5都市の職員が東京都主催の上下水道施設の視察ツアーのために来日しました。参加者たちは両研修センターで実際に研修を体験し、充実した人材育成プログラムの構成と先進的な施設の重要性を認識しました。視察後には各都市が抱える課題について意見交換を行いました。
東京都がニューヨーク市を視察:水管理における4テーマについての意見交換
東京都の水道局と下水道局はニューヨーク市と締結した合意書に基づき、2024年11月にニューヨーク市環境保護局を訪問。同市環境保護局長官および気候変動対策最高責任者のRohit Aggarwala氏と懇談し、ニューヨーク市の担当者と4つのトピックについて知見共有・意見交換を行いました。両都市は事業規模などの類似点が多く、相互交流は意義があることから、継続して交流することを確認しました。
G-NETSワーキンググループミーティングを開催
G-NETSワーキンググループでは、2024年12月にテーマ別ミーティングを、2025年1月に全体会をオンラインで開催しました。
「SusHi Tech Tokyo 2025」開催 アジア最大級のスタートアップカンファレンスをバージョンアップ
東京都では、持続可能な都市を高い技術力で実現するという理念の下、都市課題の解決に向けた挑戦や東京の多彩な魅力を「Sustainable High City Tech Tokyo = SusHi Tech Tokyo」として国内外に発信しています。
ベルリン市長、国際都市ネットワークに期待
東京都とドイツの首都ベルリン市の友好都市提携30周年を記念して今年5月、カイ・ヴェーグナー・ベルリン市長が初来日した。滞在中、東京都主催のイベント「SusHi Tech Tokyo 2024」のシティ・リーダーズ プログラムに参加。ヴェーグナー市長はインタビューに答え、世界の共通課題に対して都市が果たす役割の重要性について語り、東京都が立ち上げた国際都市ネットワークG-NETS(Global City Network for Sustainability)に期待を示した。